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こんにちは。アンティアージュ吉祥寺クリニック院長の太田です。
8月は、強い紫外線に加えて、汗や皮脂、冷房による乾燥など、肌にさまざまな負担が重なりやすい季節です。実際に当院でも、夏になると「肌が乾燥する」「くすんで見える」「なんとなく調子が悪い」といった、夏の肌ダメージに関するご相談を多くいただきます。
また、夏は紫外線や暑さの影響で肌が敏感になっていることもあり、肌状態によってはレーザーやピーリングなど、いわゆる"攻めの治療"を控えた方がよい場合もあります。
そのような時期に、夏の揺らぎやすい肌を整えながら、美容成分を補う選択肢のひとつが「ケアシス」です。
ケアシスは単独で取り入れるだけでなく、肌状態に応じてレーザーや光治療、ピーリングなど他の美容施術と組み合わせることもでき、夏の肌コンディションを支えながら、他施術の効果をサポートする役割も期待できます。
一方で、「ケアシスとはどのような施術なのか」「イオン導入とは何が違うのか」「エレクトロポレーションとケアシスは同じものなのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ケアシスの仕組みやイオン導入との違い、ケアシスならではの温冷機能に加え、当院で行っている「ベーシック導入」と「ペップビュープラス導入」について、医師の視点から分かりやすく解説します。

ケアシスとは、「エレクトロポレーション」という技術を利用して、美容成分を肌へ導入する美容医療機器です。
当院では、このケアシスを使用して、肌悩みに合わせた美容成分を導入する施術を行っています。
特殊な電気パルスを肌に与えることで、美容成分が通りやすい一時的な通り道をつくり、塗布するだけでは肌へなじみにくい美容成分を効率よく導入します。
乾燥、くすみ、毛穴、ハリ不足など、さまざまな肌悩みに合わせて取り入れられます。
① 針を使わない導入治療
注射ではなく、専用の機器を肌へ当てながら美容成分を導入します。
② 痛み・ダウンタイムがほとんどない
針を使用しないため痛みが少なく、施術後すぐにメイクができるので、日常生活への影響もほとんどありません。
③ 温冷機能を搭載
施術目的や肌の状態に合わせて温度を調節し、施術後の肌を冷却できます。
④ 他施術と組み合わせやすい
レーザー治療、光治療、ピーリング後の肌コンディションを整える目的でも用いられます。
美容成分を肌へ届ける方法には、「イオン導入」や「エレクトロポレーション」などがあります。
ケアシスで採用されているのが、この「エレクトロポレーション」です。
イオン導入とエレクトロポレーションは、どちらも電気の力を利用しますが、美容成分を導入する仕組みや、導入できる成分に違いがあります。
イオン導入とは

イオン導入は、同じ電気を帯びたもの同士が反発する力を利用して、イオン化した美容成分を肌へ導入する方法です。
ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、主にイオン化しやすい水溶性成分の導入に用いられます。
エレクトロポレーションとは

エレクトロポレーションは、肌に短い電気パルスを与えることで、美容成分が通りやすい一時的な通り道をつくる方法です。
成分の電気的な性質に左右されにくいため、ヒアルロン酸やペプチドなど、イオン導入では扱いにくい美容成分も導入しやすいことが特徴です。
ケアシスは、このエレクトロポレーションの仕組みを利用して、幅広い美容成分を肌へ導入します。
| 比較項目 | エレクトロポレーション | イオン導入 |
|---|---|---|
| 仕組み | 電気パルスで一時的な通り道をつくる | 電気的な反発の力を利用する |
| 導入可能な成分 | ヒアルロン酸など幅広い成分 | 主にイオン化できる水溶性成分 |
| 浸透性 | より深く美容成分を導入しやすい | 主に肌表面から美容成分を導入 |
※浸透性や導入できる成分は、使用する機器・美容成分・施術条件によって異なります。
エレクトロポレーションは研究分野から発展した技術
エレクトロポレーションは、もともと電気の力を利用して細胞へ物質を届けるために研究されてきた技術です。
その仕組みが生命科学や医療などの分野へ広がり、現在では美容医療でも、針を使わずに美容成分を導入する方法として応用されています。
つまり、ケアシス=エレクトロポレーションそのものではなく、エレクトロポレーションの技術を利用した美容医療機器です。

エレクトロポレーションを行う機器には複数の種類があります。
美容成分を導入する基本的な仕組みは共通していますが、機器によって搭載されている機能や施術方法には違いがあります。
ケアシスの大きな特徴は、エレクトロポレーションによる美容成分の導入に加えて、45℃から-20℃まで温度を調節できる温冷機能を備えていることです。
エレクトロポレーション機器
電気パルスを利用して美容成分を導入します。温度調節機能の有無や性能は、機器によって異なります。
ケアシス
エレクトロポレーションによる美容成分の導入に加え、45℃から-20℃まで温度を調節しながら施術できます。
ケアシスでは、肌状態や施術目的に合わせて温度を調節しながら美容成分を導入できます。
温熱モード
肌を温めながら美容成分を導入します。
温熱によって血流を促し、肌を温めながら施術できることが特徴です。
冷却モード
施術後の赤みやほてりが気になる肌を冷却しながら、美容成分を導入します。
冷却によって血管を収縮させ、導入した美容成分を肌にとどめやすくします。
レーザーや光治療などの後に、肌をクールダウンしながら美容成分を導入できることも、ケアシスの特徴です。
ケアシスは、美容成分を導入するエレクトロポレーションの機能に「温める・冷やす」という温度調節機能を組み合わせている点が大きな特徴です。
導入する美容成分によって期待できる効果も異なります。次の章では、アンティアージュ吉祥寺クリニックで行っている「ベーシック導入」と「ペップビュープラス導入」について詳しく解説します。
ケアシスで期待できる効果は、導入する美容成分によって異なります。
アンティアージュ吉祥寺クリニックでは、肌悩みや目指す肌印象に合わせて、「ベーシック導入」と「ペップビュープラス導入」の2種類をご用意しています。
保湿、くすみ、ハリ、キメ、乾燥による小ジワなど、どの肌悩みを重視するかによって、適した導入メニューが変わります。
実際のケアシス施術の様子
ベーシック導入とペップビュープラス導入は、どちらもケアシスを使用して美容成分を導入する施術です。使用する美容成分は異なりますが、基本的な施術方法は同じです。専用のハンドピースを肌に当てながら美容成分を導入していきます。実際の施術の様子をご覧ください。
ケアシスの施術概要
施術料金:
ベーシック導入 単品 8,800円/他施術と併用 4,400円(税込)
ペップビュープラス導入 13,200円(税込)
施術内容:美容成分を肌に導入する施術です
副作用:導入する美容成分が合わない場合、赤みやかゆみが出る場合があります


| 比較項目 | ベーシック導入 | ペップビュープラス導入 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 保湿・くすみ・乾燥ケア | ハリ・弾力・小ジワなどのエイジングケア |
| 主な成分 | APPS・ヒアルロン酸・トラネキサム酸 | 7つの成長因子・イデベノン・アルジルリン |
| おすすめのお悩み | 紫外線後の乾燥、くすみ、肝斑などが気になる方 | ハリ不足、キメ、小ジワなど複数の肌悩みがある方 |
どちらを選べばよいか迷う場合も、当院では責任をもって医師が肌状態やお悩みを診察したうえで、適した導入メニューをご提案します。

ケアシスは、単独で受けるだけでなく、レーザー、光治療、ピーリングなどと組み合わせることもできます。
治療でシミや赤み、毛穴などへアプローチした後に、ケアシスで肌を冷却しながら美容成分を導入することで、施術後の肌コンディションを整えます。
シミ・くすみ治療との組み合わせ
ルメッカ・ライムライト・レーザートーニング
治療後の乾燥やほてりが気になる肌へうるおいを与え、透明感のある肌印象をサポートします。
赤み・毛穴・キメ治療との組み合わせ
ジェネシス・ハイドラフェイシャル・ケミカルピーリング
レーザー後の肌を冷却しながら、うるおいとハリを与えます。また、毛穴の汚れや古い角質を整えた後の肌へ美容成分を導入することで、乾燥を防ぎ、キメの整ったなめらかな肌を目指します。
組み合わせ治療について
ケアシスは、上記以外のさまざまな美容施術とも組み合わせられる場合があります。
ただし、肌状態や治療内容によっては、同日に組み合わせられない場合があります。
施術の組み合わせや順番、導入する美容成分は、医師が肌状態を診察したうえで決定し、適した治療をご提案します。
ケアシスをご希望の方は、お電話にてご予約をお願いいたします。
医師がお肌の状態を診察し、お悩み・ご希望を伺ったうえで、適した治療をご提案します。
【 所要時間の目安 】 約20~30分
日常生活で大きな制限はなく、施術後すぐにメイクも可能です。
ケアシスでは、導入する美容成分や肌状態によって副作用が現れる場合があります。施術前に以下の点をご確認ください。
導入する美容成分や肌状態によって、赤み、ほてり、かゆみ、乾燥感、刺激感などが現れる場合があります。
多くの場合は時間の経過とともに落ち着きますが、症状が長引く場合や強い違和感がある場合は、当院へご相談ください。
※詳細は診察時に医師が確認いたします。

Q1. ケアシスは1回でも効果を感じられますか?
A. 1回の施術後でも、うるおいやツヤ、肌のなめらかさなどの変化を感じる方がいます。ただし、肌状態や導入する美容成分によって感じ方には個人差があります。
Q2. ケアシスはどのくらいの頻度で受けられますか?
A. ケアシスは施術間隔に大きな制限はないため、肌状態やお悩みに合わせて施術頻度を調整できます。通常のメンテナンスでは月に1回程度をおすすめしていますが、乾燥や紫外線による肌ダメージが気になり、集中的にケアしたい場合は週1回程度を目安にご提案することもあります。
Q3. ケアシスに痛みはありますか?
A. 針を使用しないため、痛みはほとんどありませんが、電気パルスによる軽いピリピリ感や、額やあごなど骨に近い部分で刺激を感じる場合があります。刺激が強い場合は、施術中に調整できます。
Q4. ケアシスにダウンタイムはありますか?
A. ケアシス単独の場合、ダウンタイムはほとんどなく、施術後すぐにメイクも可能です。ただし、導入する美容成分や肌状態によって、一時的に赤み、ほてり、乾燥感、刺激感などが出る場合があります。
Q5. ケアシスは他の施術と同日に受けられますか?
A. 手術やダウンタイムが強く出る施術などを除き、ほとんどの美容施術と組み合わせることが可能です。レーザーや光治療、ピーリングなどの施術後に、肌を冷却しながら美容成分を導入する目的で組み合わせることもおすすめしています。ただし、肌状態や施術内容によっては同日に行えない場合もあるため、診察時にご案内します。
Q6. ケアシスとイオン導入はどちらを選べばよいですか?
A. どちらが適しているかは、導入したい美容成分や肌悩みによって異なります。当院では、ケアシスがヒアルロン酸など幅広い美容成分を導入しやすく、温冷機能も活用できることから、美容成分の導入治療としてケアシスをおすすめしています。医師が責任をもって肌状態を診察したうえで、目的に合った導入方法や美容成分をご提案します。
ケアシスは、エレクトロポレーションと温冷機能を利用して、肌悩みに合った美容成分を導入する美容医療機器です。
エレクトロポレーションは美容成分を導入する仕組みの名称で、ケアシスはその技術を利用した機器のひとつです。イオン導入とは導入の仕組みや扱いやすい成分が異なります。
針を使用せず、痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないため、美容医療が初めての方や、定期的な肌質改善を行いたい方にも取り入れていただきやすい治療です。
ただし、ケアシスは機器だけで効果が決まるものではありません。
肌悩みや目指す肌印象に合わせて、「どの美容成分を導入するか」を選ぶことが大切です。
ベーシック導入がおすすめの方
✔ 肌の乾燥やカサつきが気になる
✔ 紫外線による乾燥やくすみをケアしたい
✔ 透明感のある肌を目指したい
✔ 肝斑について相談したい
✔ 保湿を中心とした肌質改善を始めたい
ペップビュープラス導入がおすすめの方
✔ 乾燥に加えてハリ不足が気になる
✔ キメや弾力を整えたい
✔ 乾燥による小ジワが気になる
✔ 年齢に応じた肌のお手入れをしたい
✔ 複数の美容成分で肌を総合的に整えたい
アンティアージュ吉祥寺クリニックでは、医師が責任をもって肌状態やお悩みを診察し、お一人おひとりに合った導入成分や施術の組み合わせをご提案しています。
「ベーシック導入とペップビュープラス導入のどちらが合っているのか分からない」「レーザー治療と組み合わせたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
肌本来の美しさを大切にしながら、健やかで自然な肌印象を目指していきましょう。
※本記事は当院の医師監修のもと、2026年8月に作成されました。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も皆さまのお役に立てる情報をお届けしてまいります。
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PROFILE

【この記事の監修医師】
院長 太田 智之(おおた ともゆき)
アンティアージュ吉祥寺クリニック 院長
杏林大学医学部卒業
杏林大学医学部付属病院にて研修
杏林大学医学部付属病院形成外科
旭中央病院形成外科
東京警察病院形成外科
日本形成外科学会認定専門医
サーマクール認定医
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容皮膚科学会
アンティアージュ吉祥寺クリニック
東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-1-12 第2小野山ビル5F
TEL:0422-23-2211(電話受付時間10:00~19:00)
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